14`04/27(日) -23:15- 今日は「…(三点リーダ)」のお話。 以前、ネットのどこかで、三点リーダは2つ(偶数)で使うのが普通で、1つ(奇数)で使うのは誤用、と言うのを見ました。 しかし、明確な決まりがある訳では無く、あくまでも古くからの慣例みたいなもので、最近の作家や編集の中には知らない人間もいる。 ラノベなど、最近のプロでも誤用している例は少なく無い、と言った内容でした。 私自身、ちゃんと文章の書き方を習った訳では無いので知らなかったし、「…」は沈黙、「……」は長い沈黙、完全な無言の時は「…、…、…」と言った具合に使っていました(^^; ただ、ちゃんとした決まりは無いのだし、プロでも守っているとは限らないそうだし、「情けは人の為ならず」や「憮然」、「爆笑」、「役不足」などのような、誤用が広まり一般化した結果、本来の意味と併記して正しい用例とする、ってのと同じかなぁ、と。 そう思って、自身の三点リーダ使用法は、そのままにしていました。 話変わって、つい先日から「フォーチュン・クエスト」を読み直し始めました。 最近、「九十九怪談」くらいしか本を読んでいなくて、活字離れが深刻だな、と思っていまして。 そこで、10代の頃読みまくっていたものの、途中から読まなくなっていた「極道くん漫遊記」、「フォーチュン・クエスト」、「吸血鬼ハンター"D"」、「スレイヤーズ」の何れかを、最新刊まで購入して一気読みしようかと計画。 ……まぁ、思い立ったのは数年前だけど(^^; 一応、すでに完結していて、多分全部所持しているのが「極道くん漫遊記」だったので最有力だったのですが、現在でも新刊が発行され続けている「フォーチュン・クエスト」を選択しました。 そうすれば、最新刊まで追い付いても、続きが出るのを楽しみに出来ますからね。 そして、読み始めていくつか気付いた事がありました。 多分、小学校高学年、そして中学生がメインターゲットで、小学校中学年でも読めるようにと考えてあるんでしょうね。 結構簡単な漢字でも、ひらがなだったりふりがなが振ってあったり。 当時は、メイン層ド真ん中だったので何も感じませんでしたが、今読むと感心します。 そして、2巻目を読んでいて気付いたのが、三点リーダが全て「……」なんですよ。 やっぱり、ちゃんとしたプロ、且つ最近の作家では無い場合、三点リーダを正しく使っているんだな、とさらに感心。 (主人公パステルの一人称の口語体なので、「言う」が「ゆう」だったりはしますけどw) そこで、自分の好きな作家さんが守っているのだから、自分も三点リーダの正しい使い方を守ろう、と思いました(^∀^) 早速、駄話から直そうと…… またHPの改修作業が増えちゃったよorz (ブログの方に頂いたコメント(▲))
14`04/05(土) -22:36- 先日、MSX2「ラストハルマゲドン」をクリアしました。
発売当時、確かに遊んだはずですが、クリアした憶えがありません。 当時中学生くらいだったかと思いますが、システムもシナリオも斬新過ぎて、良く理解していなかった気もします。 そこで、MSX環境復活を機に、遊んでみました。 内容の方は、とにかく斬新で、現在に至るまで類似品は少ないんじゃないでしょうか。 先ず世界観ですが、人類滅亡後の荒廃した世界に、地下に隠れ住んでいた魔族(スライムなどを含むモンスター)が帰還。 彼らが、プレイヤーの分身であり主人公(計12体3パーティー)。 そこに異星人が現れ、自分たちの植民星にすると宣戦布告。 敵はエイリアン。 まったく人間は登場せず、大地も荒れ果てているので街なども無い。 だから、普通のRPGみたいにNPCと会話したり、依頼をこなしたり、買い物したりも無し。 システム的にも、普通に雑魚を倒して経験値を溜めてレベルアップ、と言うものではありません。 各能力値、体力や魔力、攻撃力と言った数値1つ1つに経験値とレベルがあり、戦闘時の行動によって各能力値に経験値が発生。 だから、例えばまったく魔法を使わなければ、一切魔力は上がりません。 お金も無くて、代わりにジン(=塵)を敵が落とすので、ジンを溜めてスキルで武器、防具、道具を作成します。 レベルアップ作業は楽しいです。 序盤は、総合Lvが4上がるごとに姿が変わるし、総合Lv17と総合Lv34時には、他のモンスターの細胞を融合して変身。 融合したモンスターの特性を引き継ぐ事で、武器、防具を装備出来無かったモンスターが、武器、防具を装備出来るようになったりします。 ただ、シナリオ的な問題で、延々戦闘だけの時間が続くので、多少飽きて中だるみするのは避けられませんけど(^Д^; そのシナリオですが、街とか無いからRPG的なイベントが無く、取り敢えずこれと言った目的も無しに、地表を歩き回る事になります。 何の意味があるのか不明瞭ですが、第三者(神?)により地表にもたらされた石版、モノリスが各地に点在しているので、モノリス巡りをしながら異星人と戦うと言った感じ。 モノリスの内容も、抽象的な内容の黙示録なので、108あるモノリス全てを見て回るだけ。 何をすれば良いのか判りづらく、イベント自体少なめで、正直あまり面白くはありません(^^; ハードスペック的な問題として、ゲームディスクの読み込みが頻繁にあるので、実プレイ時間以上に時間も掛かります(^Д^; 頻繁にディスクの入れ替えも必要で、MSX2のゲームの中でも、ラスマゲは遅い方だと思います。 まぁ、もっと非道いゲームも経験して来たので、自分はぎりぎり我慢出来ましたが(^∀^; それから、残念な事に、自力クリアに失敗しました。 ですが、ちょっと納得が行かない。 モンスターたちが「優しさ」と「愛」を取り戻すイベントなんですが、ジャイアント・スネークのイベント発生ポイントが判りづらすぎる。 どっからどう見ても、ガレキにしか見えねぇorz (一応、ネタバレ注意(画像)) これの所為で、世界中回り直して余計な時間を喰いましたよ(-'_-) こんな古いゲームに今更言っても仕方ありませんが、もう少し判りやすくしろよ、スタッフ(怒) と言った訳で、斬新ではあってもあまり功を奏しているとは言い難いゲームですが、それなりには楽しめました。 似た作品も無い事から、充分おすすめ可能かとも思っていました。 しかし、それはクリア直前まで。 クリアしてみたら、あまりに唐突なエンディングに拍子抜け。 いやぁ〜、全貌を知った今は、2度と遊ばないと断言出来ます(^Д^; 実は、ラスボスがおらず、せっかくキャラを強くしても、雑魚にやられない為にしか役に立ちません。 シナリオも独創的、哲学的な上、エンディングロールも無かった。 達成感も何もありゃしない(-Д-) クリア前までは、好きか嫌いかで言えば好き、って思っていましたが、流石におすすめ出来ませんねぇ。 レゲーの中にもつまらないものはある、って事で(^Д^; (ブログの方に頂いたコメント(▲))
14`04/02(水) -23:43- 先日「ガンダムビルドファイターズ」が終了したので、今日はその総評です。 結果的に、第1話の感想(▲)は大外れ、良い方に(^∀^; 「ガンプラビルダーズ」はガンプラが、「ガンダムビルドファイターズ」はガンプラバトルがテーマなので、大分違うって言うのはその通りでした。 ただ、そもそもの作品の質と言うか、方向性がまったく違っていたので、「ガンプラビルダーズ」と比較したのが間違い。 キン肉マンとか男塾とか聖闘士星矢とか味っ子(アニメ版)とか、ガンダムで言うならGガンなんかと比較すべき、楽しんだもん勝ちの勢い系アニメだったのですw その為、異世界アリアンとかアリスタとか、消化不良の設定がいくつもあるんですが、ツっこんだら負けです(爆) そんな事より、冨野じゃ出来ない形で全てのガンダムを肯定(あげ除く)したお祭り作品を、Gガン並のノリで楽しむのが正解。 ガンダマニアにとって、これ以上無いくらいの傑作でしたヽ(^∀^)ノ アリアン関係全部投げっ放しだし、アリスタなんかレイジのウチ(城)にはありふれてそうだから、またすぐ戻って来て「よし、さっそくやろうぜ、セイ」とか言っちゃうのかと思ったら、EDの後日譚ではそれっきりみたいだし…… って事で、あの流れだと、2期どころかちょっとした1時間枠特番なんかも無さそうですね(^^; 面白かっただけに、逆に残念に思えるぐらい、2クール25話で良くまとまった良い終わり方でした。 とても面白く、傑作と言って差し障りが無いので満点なんですが、やはりガンダムを知っていた方が楽しみ切れるでしょう。 勢いのある少年漫画フォーマットだから、ガンダムに詳しく無い人でも楽しめるとは思いますが、おすすめすべきはガノタ、ガンダマニア、ガンダマーたちです。 特に、1年戦争だけ、宇宙世紀だけ、逆に平成ガンダムだけ、なんて偏りが無く、全ガンダム(あげ除く)に対して愛情ある向きには必見! 愛あるセルフパロディてんこ盛りです。 個人的には、アルの勝利を喜ぶクリスとバーニィに涙腺崩壊(ToT) ガンダムが好きで、本当に良かったヽ(T∀T)ノ (ブログの方に頂いたコメント(▲))
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